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老朽住宅の住民がサハリン州知事と市長に直接抗議:靴を投げつける

 サハリン州のリマレンコ知事が8月4日、ウグレゴルスキー地区への視察出張を行い、シャフチョルスク市とウグレゴルスク市で住民との対話集会に臨んだ。住民からは生活改善の訴えが相次いで寄せられ、同席したウグレゴルスク市長に主婦が靴を投げつける一幕もあった。8月4日付でサハリン・インフォが伝えた。
 シャフチョルスク住民との対話集会では道路不良、医師不足、老朽住宅等の訴えが上がった。「何百万㌧もの石炭採掘が行われているのに住民は泥の中を歩き、路線バスは道端で立往生している」との住民からの訴えに、リマレンコ知事は、州予算を5倍に増やして整備を進めると表明した。サハリン州運輸・道路事業省のスピチェンコ大臣によると、既にアインスコエ~メドベジエ間で道路整備が始まっており、今年はネベリスク~トマリ~シャフチョルスク空港間の整備が、また2026年までにイリインスク~ウグレゴルスク間の島西岸道路の整備が予定されているという。 (後略)(8/5)

 (週刊ボストーク通信1446号より)

 



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