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制裁下のロシアでレトロゲームに脚光:ファミコン、セガ、たまごっち

 対ロ制裁により新作ゲームの購入が難しくなる中、ロシアのゲーム愛好者らがファミコン、メガドライブ、たまごっちといったレトロゲームに回帰している。7月25日付でイズベスチヤ紙が伝えた。(中略) 大手通販サイト「オゾン」では、Dendy(任天堂のファミコンのロシアにおける非公式互換機)やMagistr(セガ・メガドライブのロシアにおける非公式互換機)、その他のセガのゲーム機や任天堂のゲームボーイ等の互換機といったレトロゲームの売上が、6月に前年同期比で58%増加した。 大手通販サイト「ワイルドベリーズ」では、今年上半期にバンダイのたまごっち(の互換品と思われる)の売上が前年同期比338%増、テトリス(ロシア版専用機のゲームと思われる)の売上が同54%増加した。オゾンでも今年の夏のたまごっちの売上は前年同期比4倍、テトリスは83%増だという(7月26日付フォーブス誌)。 こうしたレトロゲームはシンプルな操作で楽しめ、子供時代の郷愁を誘うことが人気の要因であり、ロシアだけでなく世界的にも人気が高まっている。しかしロシアではその他に、対ロ制裁で新作ゲームの入手が難しくなっていることも影響しているとみられている。(後略)(7/26)

 (週刊ボストーク通信1445号より)

 



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