沿海地方ダリネゴルスク市で観光事業の一環として建てられた宇宙人の銅像について、冒涜的であるとしてロシア正教会の聖職者が撤去を求めている。12月10日付でVl.ruが伝えた。
ダリネゴルスク市では12月初め、市中心部の自動車ターミナルの一角に宇宙人とUFOの銅像が設置された。(中略)自動車ターミナルの広場では毎年、十字架行進や祈祷式などのロシア正教会の行事が行われており、このような場所に悪魔じみたアート作品を飾るのは正教国家において冒涜的であるとして、数百人の信徒たちが憤慨しているという。中には検察に通報しようとしている者もいるが、司祭はそれをなだめ、市が自主的に撤去してくれることを期待して書簡を送付したという(後略)。(12/11)
(週刊ボストーク通信1561号より)