三井物産とJFEエンジニアリングが、モスクワ州ノギンスキー地区の「ビクトリア産業パーク」でキノコの温室栽培を検討している。7月25日付でビクトリア・エステート(産業パークのデベロッパー)が伝えた。(中略)
三井物産、JFEエンジニアリング、ビクトリア・エステートは、6月のペテルブルク国際経済フォーラムで協力合意書を締結しており、今回、温室事業への投資を検討するために現地を視察した。ビクトリア・エステートのサガレイシビリ副代表取締役によれば、日本側は温室建設の第3期(35ha、70億㍔超)に参加する可能性がある。三井物産が投資家となり、JFEエンジニアリングが技術を提供し、マイタケ、エリンギ、ブナシメジの他、イチゴや日本の花を栽培するという。(後略)(7/25)
(週刊ボストーク通信1201号より)