ロシアが情報社会戦略を策定
プーチン大統領が「2017〜30年のロシアにおける情報社会発展戦略」に署名した。5月10日付でCnews.ruが伝えた。
政府はこれまで2008年に策定した「ロシアにおける情報社会発展戦略」に基づき、通信やITに関する政策を行ってきたが、これが今回更新された。(中略)
2008年の旧戦略では、国内IT産業の支援、国民のためのITサービスの普及、情報保護といったITの積極的な活用が謳われていたが、今回の戦略では、こうした路線の継続に加えて、デジタル経済やサイバー空間における国益の保護や、情報過多の社会における伝統的な価値観の保護といった防衛的な性格も目立つ。(後略)(5/11)
(週刊ボストーク通信1190号より)