イーゴリ・プシカリョフ市長がシム・グクリョン在ナホトカ北朝鮮総領事と会談した。会談にはアレクサンドル・ズブリツキー副市長等も参加し、ウラジオストクと北朝鮮の経済関係について審議した。12月23日付でウラジオストク市行政府広報部が伝えた。
会談の参加者達は、2009年にウラジオストク市と北朝鮮の経済関係は新たな発展に向けた刺激を得たと評価している。ウラジオストク市と北朝鮮の元山(Wonsan)市は2009年10月に姉妹都市協定を結んでいる。近い将来、元山からウラジオストクに建設用砂や他の建設資材の供給が開始される予定である。北朝鮮の建設資材はAPEC関連の建設事業やウラジオストク市制150周年に向けた改修工事に用いられる。北朝鮮に対しては、同国で不足しているビチューメンがウラジオストクから供給される。(12/23)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信829号より抜粋)