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ロシア鉄道は高速鉄道用路盤の安全性強化を急ぐ

公開型株式会社「ロシア鉄道」は、モスクワ−サンクトペテルブルク間の高速鉄道用の路盤の安全性強化を加速させる意向である。12月14日付ベドモスチ紙が伝えた。
11月27日に起きた「ネフスキー・エクスプレス」の悲劇以降、専門家の間でモスクワ−サンクトペテルブルク区間の鉄道路盤安全性強化を加速する必要性が指摘されている。12月10日の政府幹部会における報告でイーゴリ・レビチン運輸大臣は、2010年連邦予算からロシア鉄道に対し「鉄道の輸送上の安全性確保に係る施策」の実施のために10億ルーブルを拠出する必要性を指摘した。一方、「ロシア鉄道」の財政プランには鉄道の安全性確保のために25億ルーブルが必要と示されている。この予算により対象となる鉄道区画に監視カメラ等の器具を設置する計画である。運輸省の関係者によれば、鉄道安全性確保に関する施策の詳細を定めた案は2010年1月に運輸省に提出される予定である。(12/14)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信828号より抜粋)




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