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携帯電話の付加価値サービスの売上が伸びる

ロシアの携帯電話会社ではSMS(ショートメッセージサービス)やMMS(文字や音声・画像などのデータ送受信サービス)、データ通信(インターネット)等の付加価値サービス(VAS)の売上が今年第3四半期は第2四半期より14%伸び、10億ルーブルを超えた。携帯電話市場は経済危機以前のレベルに戻った。12月9日付のコメルサント紙が伝えた。
ACMコンサルティングのデータによると、VASの中で最も需要のあるサービスはメッセージサービスで、その売上は4億400万j(40.4%)。コンテンツ販売の売上は2億6500万j(26.5%)、データ通信サービスの売上は2億9800万j(30%)。ACMコンサルティングのパンクラトワ氏は「SMSがVASの売上で主力分野であることは変わりがないが、近年SMS分野は停滞している。一方、コンテンツサービスやデータ通信が伸びている」と言う。
ロシアの携帯電話会社は来年にもデータ通信(インターネット)サービスの売上がメッセージサービスを超えると見込んで、積極的に3G網を拡大している。(12/9)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信827号より抜粋)




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