ロシア中央部と極東間の航空運賃を補助する政府のプログラムが2010年も続けられる可能性がある。さらに今年の1.5倍の予算を投じてプログラムの規模が拡大される見込み。11月12日、レビチン運輸大臣がプーチン首相との会談で発表した。11月13日付のコメルサント紙が伝えた。
12日、レビチン大臣はプーチン首相に23歳以下と60歳以上の極東連邦管区住民への航空運賃補助プログラムの結果を報告した。今年ロシア全体の航空機利用客が減っているなかで、ロシア中央部と極東間の利用客は昨年に比べ増えている。運輸省は航空運賃補助プログラムを発展させることを提案しており、2010年予算で同プログラムに今年の約1.5倍額の25億ルーブルを拠出することが予定されている。運輸省の提案が政府で採択されれば、2010年はこの区間の利用客が1.5倍増加するとレビチン運輸大臣は予測している。(11/13)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信823号より抜粋)