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プーチン首相 APECサミットの進捗状況をチェック

10月12日、沿海地方を訪問中のプーチン首相はルースキー島連絡橋を含む2012年ウラジオストクAPEC関連施設の建設現場を視察した。プーチン首相は、サミット開催時までに全ての施設を完成させるため建設作業のテンポを落とさぬよう注意を促した。また、プーチン首相は、2012年にウラジオストク市でAPECサミットを開催することは「最終決定」であるとあらためて強調した。12日付でラジオ局「ラジオ・ロシア」が報じた。
サミット準備の枠内で実施される建設プロジェクトのうち、現在10件が建設・組立作業の段階にある。また14件が設計・調査の段階、12件は未だ事前調査が進められている段階である。プーチン首相は2008年9月にもウラジオストクで電力供給から大学建設まで幅広い地域発展の課題を審議している。シュワロフ第一副首相によれば、今回プーチン首相は1年前に自ら与えた課題の遂行状況をチェックするためにウラジオストクを訪問した。
12日の夜、中国に向けて出発する直前にプーチン首相はウラジオストク空港でセルゲイ・ダリキン沿海地方知事と会談した。「現在のテンポは悪くない。このテンポで作業を続けるように」とプーチン首相はこの会談で述べている。(10/12)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信818号より抜粋)




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