2009/2/16 週刊『ダーリニ・ボストーク通信』787号
カジノゾーン「プリモーリエ」がウラジオストク郊外のムラビイナヤ小湾沿岸に建設されることが決定した。セルゲイ・ダリキン沿海地方知事が出張会議で建設予定地を視察し、決定したもの。6日付で沿海地方行政府が発表した。
カジノゾーン建設地に決定したのはウスリースク湾の保養ゾーンのムラビイナヤ小湾沿岸。ウラジオストク空港まで23km、ウラジオストク市内まで70kmの所に位置し、総面積は620haで海岸近くに淡水湖を擁する。
ダリキン知事は「沿海地方は国際級のカジノゾーンの立地に好都合な場所です。ロシアへの旅行客増加に貢献出来るでしょう」と言う。
沿海地方は政府や国家会議(下院)が定めたロシア国内の4つのカジノゾーンの1つである。専門家らは、アジア太平洋諸国への近さと沿海地方の独特な気候に恵まれ、カジノゾーンとして最も魅力のある投資先の一つと評価している。
(週刊ダーリニ・ボストーク通信787号より抜粋)