運転手や補助作業員がモスクワで依然として最も求人の多い職業である。モスクワ市労働・雇用局の発表を10日付のRBCが伝えた。
同局のデータによると、今年8月は20万4700件を超える求人があった。その内、1万5000件以上が補助作業員の求人であった。次に求人が多かったのは運転手で1万400件。その他、清掃員−7000件、組立工−6400件、煉瓦石積職人−5100件、料理人−4500件となっている。また、市の機関は技師を約5300人、警察官−3500人、荷役労働者−5500人、販売員−3000人を必要としている。
一方で、8月28日時点のモスクワ市の失業者数は5万8900人で、その数は増え続けている。失業者問題対策としてモスクワ市はモスクワ雇用支援プログラムの中で2010年に71億ルーブルを拠出することを決めた。これによりモスクワ市の失業率を1.4%レベルに保てると市では見ている。(9/10)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信815号より抜粋)