8月30日、プーチン首相は石炭産業の関係者に対して「石炭産業従事者の日」の祝辞を贈った。祝電のなかでプーチン首相は世界金融危機の状況におけるロシアの石炭産業の重要性を改めて強調した。8月30日付ロシア連邦政府公式サイト(government.ru)が伝えた。
ロシアでは8月の最終日曜日を「石炭産業従事者の日」と定めている。プーチン首相は石炭産業の従事者及び元従事者らに対して「あなた方の困難な仕事は社会において然るべき尊敬を受けている」と評価した。「現在、石炭部門は発展に向けた大きなポテンシャルを持っている。国内市場の石炭製品需要を満たすと同時に、輸出向けの供給能力も強めている」とプーチン首相。
2009年ロシアにおける石炭採掘量は減少傾向にある。今年初めから7月末までの期間の石炭採掘量は1億6070万d(前年同期比14.1%減)。石炭の輸出は前年同期比2.6%減で5390万dであった(8月19日付 rzd-partner.ru)。(8/30)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信813号より抜粋)