8月27日、韓国ソウルでビクトル・イシャエフ極東連邦管区大統領全権代表が李明博韓国大統領と会談した。会談は2時間以上に渡り、貿易、文化、科学技術分野におけるロシア極東と韓国の協力について話し合われた。8月27日付極東連邦管区大統領全権代表府広報部が伝えた。
北朝鮮を巡る問題に関してイシャエフ全権代表はロシア・韓国・北朝鮮の3ヶ国による経済協力を強める方針を提案している。「ロシア連邦、北朝鮮、韓国の間の3ヶ国の経済協力についても話し合いました。韓国大統領との会談で、政治的問題を解決するには圧倒的なテンポで経済協力を発展させていく必要があると私は指摘しました」とイシャエフ氏。
韓国はロシア極東連邦管区にとって最も大きな貿易相手の一つである。2008年の同連邦管区の韓国との貿易総額は62億3800万米jで、同連邦管区の商品流通総額の25.4%を占める。2008年の韓国から同連邦管区への投資総額は1億200万jであった(8/27)
(週刊ダーリニ・ボストーク通信813号より抜粋)