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ロシア一般家庭の紹介

沿海地方ウラジオストクのフォーキンさん一家紹介

夫/オレグ(48歳)個人事業主
妻/リュドミラ(45歳)産婦人科医
長男/セルゲイ(21歳)大学生
長女/アリビナ(18歳)大学生

夫オレグは日本や韓国、中国から自動車やその部品などを輸入販売する仕事に携わっている。個人で仕事をしているので、月にどのくらい稼いでいるのか定かではないが、生活費として家に2万〜3万ルーブル(約8万〜12万円)を入れている。妻リュドミラは、市内の病院で産婦人科の医師をしている。子供たちは2人とも大学生になったが、今はまだ実家暮らしを続けている。兄セルゲイは情報技術(IT)関連の分野を専攻しており、妹のアリビナは医大に入学し、母と同じ産婦人科医を目指している。

一家は広いアパートを所有している。7年ほど前まで2部屋しかない狭いアパートで暮らしていたが、その隣にある部屋を買い取り、大がかりな改修工事を行った。このリフォームの結果、ダイニングキッチンと風呂場が新しくなり、家族4人全員に自分の部屋が割り当てられたのである。

リュドミラの月収は約1万2000ルーブル(約4万8000円)。光熱費や管理費が月に4000〜6000ルーブル、食費が1万ルーブル。日用品や交通費などに5000ルーブルほどかかっている。一家は車を2台所有しているので、メンテナンスやガソリン代に6000ルーブルが消えていく。子供たちもそれぞれ自分の特技を生かしてバイトをしており、経済的に安定した生活を送っている。

仕事や自分の趣味に忙しいので、家族全員が揃って食事することはほとんどないが、予定が合えば、夏は釣りやキャンプに、冬場はスキーやスケートに出かける仲の良い家族である。 (2006年10月)

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