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ロシア一般家庭の紹介

沿海地方ウラジオストクのルキンさん一家紹介

夫/ユーリー(40歳)バスの運転手
妻/ナジェージダ(36歳)会計士
長男/ミハイル(16歳)極東海洋アカデミー付属航海学校在学
次男/イワン(8歳)小学生 

ルキンさん一家は3DKの私有住居に住み、管理費(電気代、上下水道代)は月16万ルーブル。郊外にダーチャを持ち、自家用車のジグリ(ロシア製)で行き来する。ダーチャでは野菜、じゃがいも、果物、イチゴ類を栽培している。作物は全て冬に備えて漬物にされるので、ルキン家には食料問題はない。収入は夫婦で約200万ルーブル(約4万5000円、夫150万ルーブル、妻45万5000ルーブル)。兄の奨学金は2万5000ルーブル。さらに、ユーリーは仕事のあと白タクをして一晩で1万5000〜2万ルーブル稼ぐ。給料のほぼ半分が食費(肉、パン、砂糖、小麦粉、バター)とその他の生活雑貨(電球、ろうそく、石けん、洗濯洗剤)に消える。最近の大きな買い物はパナソニックのビデオデッキ(156万ルーブル)と妻の新しい毛皮の帽子(89万ルーブル)だった。古い洗濯機はしょっちゅう故障するので、一家は近いうちに日本製かドイツ製の洗濯機を購入したいと思っている。その予算は約30万ルーブルである。(1995年10月)

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