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中東危機で日本がルサールからのアルミ輸入量を拡大か

 イラン紛争でペルシャ湾岸諸国からのアルミ輸入が途絶えた日本及び韓国がルサールからのアルミ購入量を増加させる模様だ。3月10日付でコメルサントが伝えた。
 ブルームバーグ通信によれば、日本の自動車部品メーカーらがルサールと、シリンダーブロック及びホイール用アルミニウム合金の購入に関する交渉を開始、近々に取引がまとまるケースも出てくるとみられる。また、韓国の同業企業もルサールとの交渉を始めているという。
 2022年のウクライナ戦争開始後、ロシアからのアルミニウム輸入をやめていた日本企業もあり、その減少分はUAEやインド等からの購入を増やしてカバーされていた。だが、中東情勢の緊迫化でホルムズ海峡が閉鎖され、ペルシャ湾岸諸国(2025年の生産量は約610万㌧で世界全体の8%を占める)からの供給が途絶えている。日本の昨年における原料アルミニウム輸入量全体の25%はこれら湾岸諸国からの供給分であり、主にUAEのEmirates Global Aluminium PJSC及びバーレーンのAluminium Bahrain BSCからアルミニウムを購入していた。だが、前者は不可抗力事態を宣言、後者も出荷の一部が遅れている(3月10日付RBC)。この状況下、日本は至急、代替調達先を探さざるを得なくなった(後略)。(3/10)

週刊ボストーク通信1622号より

 



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