
ロシアの民間宇宙企業「Space Energy」(SE)が、カムチャツカ地方で小型の準軌道ロケット試験機の打ち上げを行った。民間企業による極東での打ち上げとしてはロシア初となる。11月4日付で同社が伝えた。
(中略) 「カムチャツカ」は単段式固体燃料ロケットで、全長2.5m、重量58kg。打ち上げのプロジェクトは2024年に開始された。次の段階としては、近い将来に、液体燃料を使い、カーマンライン(地上から高度100kmに設定された大気圏と宇宙空間の境界線)に到達することを目指す。国防分野での利用も期待されているという。(11/4)
週刊ボストーク通信1605号より