ハバロフスクの元日系医療センター「日本医療の世界」が、キヤノンの新型MRIスキャナーを導入した。10月7日付で同センターが伝えた。
「日本医療の世界」はハバロフスクの鉄道病院を母体として開設された医療診断センターで、ロシア鉄道と丸紅の合弁会社「R&Mインベストメント」が運営会社となっていたが、丸紅は2024年に持分74%をロシア鉄道に売却した。センターは2023年9月に正式にオープンし(診療は2022年11月に始まっていた)、「日本医療の世界」という名称で(“世界(ミール)”はR&Mを逆さにしたM&Rのロシア語発音)、「伝説的な健康診断であるニンゲンドック」を含む日本の技術による先進的なサービスを提供することを売りにしている(後略)。(10/16)
週刊ボストーク通信1602号より