最新ニュース

カムチャツカ沖で大地震、被害は軽微

 7月30日、カムチャツカ半島南東部の沖合でマグニチュード8.7の地震が発生し、北千島のパラムシル島などで被害が発生した。7月31日付でコメルサント紙が伝えた。
 7月30日午前11時半頃、カムチャツカ半島南東部の沖合、ペトロパブロフスク・カムチャツキー市から149kmで、海底から深さ17kmの地点を震源とするマグニチュード8.7(米国地震情報センターによれば8.8)の地震が発生し、その後もマグニチュード2~5の余震が100回ほど続いた。付近では最近、地震が多発しており、7月20日にはマグニチュード6の地震も起きていた。カムチャツカでこれほど強力な地震が発生したのは1952年以来だという。(中略)
 被害状況は調査中だが、死者は出なかったとみられる。負傷者は1人で、今年春にオープンしたばかりのペトロパブロフスク・カムチャツキー空港の新ターミナルで天井のパネルが落ち、女性が頭に軽傷を負った(7月30日付Bfm.ru)。(8/3)

週刊ボストーク通信1592号より

 



page top


Copyright(C) 2025 ATAGO CORPORATION All Rights Reserved.