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反体制活動家ナワリヌィ氏が刑務所で突然死

 2月16日、ロシアの反体制運動の指導者として知られるナワリヌィ氏が、収監されていたヤマロ・ネネツ自治管区の矯正収容所で死亡した。同日付でコメルサント氏が伝えた。
 ナワリヌィ氏は懲役19年の刑を受け、昨年末からヤマロ・ネネツ自治管区(ウラル連邦管区)ハルプ町の第3矯正収容所に移送されて服役していたが、16日の散歩の後で体調が悪化して意識を失い、そのまま死亡した。47歳だった。収容所の医師が駆けつけ、呼び出しから7分後には救急隊もやってきたが、救命できなかったという。死因は調査中。
 ハルプ町の第3矯正収容所は北極圏にあり、収容の条件も規律も最も厳しく、最も北にある収容所の一つとされ、「極北の狼」という呼び名もある。(中略)
 同氏は昨年、19年の判決を受けた際、「私は多くの政治犯と同様に、自分は終身刑であるとよくわかっている。自分の命が終わるまでか、あるいはこの政治体制が終わるまで続く終身刑だ」と述べていた(2月16日付フォーブス誌)。(2/16)

 (週刊ボストーク通信1520号より)

 



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