ロシア共産党、大統領選はレーニンの御旗の下で

　ロシア共産党が、2024年3月に行われる大統領選挙で死後100年となる革命家レーニンのイメージを押し出して戦う方針を明らかにした。11月16日付でコメルサント紙が伝えた。(中略） 政治学者のビノグラドフ氏は、レーニンという過去に力点を置いたレトリックを用いることで、共産党は現在の問題を避けることができると指摘した。(ウクライナとの)戦争や自らが政権寄りの政党であるといったデリケートなテーマを避けることが可能であり、共産党の支持層でもこれらのテーマについては意見が分かれているはずだという(後略)。(11／16)

（週刊ボストーク通信1508号より）