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ダイキンがロシア系カーボンナノチューブメーカーに出資

 ダイキン工業が単層カーボンナノチューブ生産大手「オクシアル」(OCSiAl;本社ルクセンブルク)の第三者割当増資を引き受けて出資した。7月27日付でダイキン工業が伝えた。
 オクシアルは2012年に設立された単層カーボンナノチューブメーカーで、ノボシビルスクに生産拠点を持つ。(中略)現在の年間生産能力は80㌧で、全世界の単層カーボンナノチューブ生産量の97%を占めている。米国、中国、ロシア、インド、日本、韓国、欧州に拠点を持ち、ダイキン工業とは2018年からリチウムイオン電池材料の用途開発や複合材料の素材開発で協力している。今回の出資により、ダイキン工業はオクシアルとの連携を強化し、電気自動車向け電池材料などの新商品開発を加速するという。(7/27)

 (週刊ボストーク通信1398号より)



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