屋外で遊べる拡張現実機能を利用し、世界的なヒットとなった米国発のスマートフォン用アプリ｢ポケモンGO｣。ロシアでは近日中のサービス開始が見送られたが、それでも米国等にアカウントを開設して遊ぶユーザーが数十万人いる模様だ。その恩恵を受けようとする企業も現れ始めた。7月18日及び22日付でベドモスチ紙が伝えた。
(中略)
ポケモンユーザーの爆発的な増加で通信トラフィックが増大し、現在のインフラのキャパシティを超えることを懸念する声もあるが、(中略)通信会社にとっては、トラフィックで売上を稼ぐチャンスといえる。というのも、大半のユーザーは通信料に限度のあるパケット制の料金コースに加入しているからだ。通信会社以外では、国営系大手銀ズベルバンクが、国内16都市の支店内にポケモンを出現しやすくするためのルアーモジュールを自己負担で設置した。(中略)
また、家電小売大手Mビデオは、同社のロゴが背景に映ったポケモンの写真を提示した客に割引クーポン券を発行するサービスを始めた。(後略)(7／22)
（写真：モンスター獲得を支援するズベルバンクのサイト ＝Sberbankgo.ru／週刊ボストーク通信1151号より）
