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フェスコが中国〜モスクワ間鉄道輸送に参入

 民間の海運大手フェスコ(スマ・グループ傘下)が、中国〜モスクワ間のコンテナ鉄道輸送を開始した。7月1日付で同社が伝えた。
 6月29日、コンテナ41本から成る南京(江蘇省)〜モスクワ間の鉄道列車が出発した。列車はザバイカリスク(シベリア連邦管区ザバイカル地方)でロ中国境を越え、合計9600kmの道のりを15日間で走る。運行頻度は2週間に1便で、後に週1便になる予定。
 フェスコは、中国・韓国・日本から欧州・サンクトペテルブルクへ輸送する海上輸送や、ウラジオストクまたはボストチヌィを経由してモスクワへ輸送する複合一貫輸送は以前から行っているが、鉄道のみでアジアからモスクワに輸送するサービスは今回が初めて。(後略)(7/5)

(週刊ボストーク通信1149号より)




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