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カーギルが麦芽工場を停止:ビールの消費が減少


 米穀物メジャー・カーギルが、トゥーラ州エフレモフ市(中央連邦管区)の工場の操業を1月から止めていることが明らかになった。4月8日付でベドモスチ紙が伝えた。
(中略)
 カーギルの担当者によれば、操業停止の原因は需要の低下であり、需要が回復すれば再開するという。ロシアでは酒税が低かった1996年から2008年までビール市場が拡大し続けたが、2008年以降は酒税の引き上げに加えて広告規制や販売規制が強化され、じり貧となっている。バルチカは昨年、26万5800dの麦芽を社外から調達したが、今年はこれを下回るという(ビールの生産量は前年比5〜10%減の見込み)。サン・インベブでは、最近数年間で5つあった麦芽工場のうち3つを閉鎖した。(4/8)
(週刊ボストーク通信1137号より)




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