ロシアから北朝鮮経由で石炭を韓国へ輸出する、ロ朝韓の3国共同輸送事業の第1便が実施された。11月24日、28日付でロシア鉄道極東支部がプレスリリースで伝えた。
11月23日、SUEK社の石炭4万㌧(ケメロボ州から輸送)がウラジオストクからハサンを経由して特別列車で北朝鮮の羅津駅に運ばれ、予定より1日早い27日、船に積み替えられて羅津港を出航し韓国の浦項港に向かった。
ウラジオストクからの特別列車にはロシア側9 名(ロシア鉄道、荷役・物流業等関係者)、韓国側17名(韓国鉄道公社、鉄鋼大手ポスコ等関係者)、計26名の専門家が同乗した。
これに北朝鮮代表が加わり、羅津で3国の専門家らにより、輸送技術の改良や石炭輸送の定期路線化の可能性についての話し合いが行われた。(後略)(11／30)
（週刊「ボストーク通信1071号より）
