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ロシア沿海地方のカジノゾーン、ホテル1号は来年3月にも開業か

 沿海地方で開発中の観光娯楽地区「プリモーリエ」のカジノゾーンでは、来年3月に最初のカジノ付きホテルが完成する予定だ。9月11日付で沿海地方政府がサイトで伝えた。
  カジノゾーンの開発を進めるマカオのカジノ富豪ローレンス・ホー氏が沿海地方政府を訪問し、ミクルシェフスキー知事に建設の進捗状況などについて報告した。ホー氏によれば、来年の3月には最初のホテルが完成する見通しであるという。(中略)
 知事は、沿海地方政府ではゾーン内でのインフラ類の整備を進めており(整備費として地方予算から5億ルーブルの拠出が決定)、自動車道については年内にも完成するだろうと述べた。
 カジノゾーンは25の区画に分かれており、そのうち17区画にホテル及びカジノが建設され、残り8区画には展示場や水族館、ショッピングセンターやレクリエーション施設が建設される予定(8月29日付沿海地方政府サイト)。
 また、協議では、カジノ目当ての観光客も3、4日すれば他の楽しみを求めて移動する可能性もあるという指摘もあり、観光地としての沿海地方の魅力的なイメージを作っていくことが、投資家と地方行政にとって共通の課題であるという意見で合意した。また、ウラジオストクからアジア諸国への航空路線の拡大と増便の必要性についても議論された。(9/11)


(写真:沿海地方政府サイト、週刊「ボストーク通信1060号より」



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