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極東ロシアで、サハリン1のアルクトゥン・ダギ鉱床の採掘準備進む

 「サハリン1」プロジェクト(ロスネフチ20%、米エクソンモービル30%、日本のSODECO30%、印ONGC20%)が進められているアルクトゥン・ダギ鉱床で、ホロシャビン・サハリン州知事、セチン・ロスネフチ社長も立ち会いのもと、海洋プラットフォーム「ベルクト」の組立と試運転が行われた。6月23日付でサハリン州政府がサイトで伝えた。
 プラットフォームは上下に分けて建造され、土台部分は既に2012年9月から設置されていた。上部は韓国で建造され、サハリン島北東沖25kmのアルクトゥン・ダギ鉱床まで曳航された。上下合わせた総重量は20万dにのぼる。
 ベルクトは耐震性に優れ、マイナス44℃にもなるオホーツク海の厳しい環境に耐え得る設計になっており、通年操業が可能である。1日の計画採掘量は1万2000d。(後略)(6/23)

(週刊「ボストーク通信1050号より)




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