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中国人がペテルブルクで「テッパンヤキ」レストランをオープン

 3月、サンクトペテルブルクの中国人実業家が同市のショッピングセンター「リゴフ」内に、鉄板焼き料理を売りにしたレストラン「ミートライン」(Meat Line)をオープンした。4月15日付で外食情報サイトRestran.ruが伝えた。
  ペテルブルクでは近年、調理場の見えるオープンキッチン型のレストランが流行りつつあるが、鉄板焼きは同市でも初めてだという。Restran.ruやその他の報道では、「テッパンヤキ」は日本語で「鉄の板の上で焼かれた料理」を意味し、日本や中国で人気があると説明している。
  「ミートライン」をオープンしたのは中国人実業家のユイ氏とフー氏で、2人は15年前からペテルブルクで住宅リフォームビジネスを行っているほか、中国に内装用建材の工場を所有している。両氏にとって外食ビジネスは初めての試みで、3年前からアイデアを温めていたが、半年前にようやく実行に移した。今回オープンした1号店には8つのテーブルが設置されており、定員は合計80人。平均客単価は約1500ルーブル。今後、10店舗以上を開設する計画で、投資額は1店舗あたり最大2000万ルーブル。大量の電力を使用するため、出店はショッピングセンター内に限る予定。
  メニューは中華よりはアジアやヨーロッパの肉料理を中心とするもので、牛肉は良質なものをデンマークとニュージーランドから取り寄せる(4月11日付dp.ru)。(4/15)

(週刊「ボストーク通信1043号より)




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