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ロシア極東ウラジオに自動車製造の経済特区創設へ:6月15日までに設立予定

 ウラジオストクに「ソラーズ極東」を母体とした工業生産型特別経済区が創設される。4月16日付で極東発展省がプレスリリースで伝えた。
 プーチン大統領の指示により特別経済区は6月15日までに設立される予定で、設立事業費は270億?を超える見込みだ。連邦予算からは65億?(2015〜17年)、地方予算からは3億?が拠出され、民間からは205億?の投資が予定されている。特区の主要協力企業となるのは、自動車メーカー「ソラーズ」の子会社である有限責任会社「パシフィック・ロジスティクス」と、ソラーズとマツダの合弁企業「マツダ・ソラーズ・マニュファクチャリング・ルス」。来年には事業は実現する予定(4月18日付コメルサント)。(中略)
 沿海地方政府によれば、特区設立により、同地方の自動車生産台数は年間7万5000台から10万台まで拡大し、現地生産率は30%になる。地方全体の産業発展も促され、設立から10年間での納税額は合計300億?となり、特区内では3600人の雇用創出が実現される見込みだ(4月17日付沿海地方政府プレスリリース)。(4/18)

(週刊「ボストーク通信1041号より)




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