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味の素がロシアで冷凍餃子を販売:外食向け業務用

 3月末より、味の素がロシアで業務用冷凍餃子を販売する。3月17日付で同社プレスリリースが伝えた。
(中略)
  今回同社が販売を開始するのは、1袋30個入りの業務用冷凍餃子「Vegetable Gyoza」(製造国はタイ)で、モスクワ及びサンクトペテルブルクの外食市場向けに販売する。ロシアには日本食を提供する外食店が約4000店あり、うち3000店が両都市に集中している。
  3月19日の日露投資フォーラムで伊藤社長が述べたところでは、4000店のうち日本食の専門店は約1000店で、残りはカフェやイタリアンなど別ジャンルの外食店である。また、ロシアの冷凍食品市場の規模は約1兆円で、うち4000億円をペリメニが占めているが、ペリメニとよく似た餃子はロシアで大きな需要を期待できるという。味の素は、2016年までにロシアの食品事業の売上を6億円に伸ばす計画で、将来的には餃子の現地生産も視野に入れている。(3/19)

(週刊「ボストーク通信1037号より)




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