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「極東サハリン島南部が日本の領土に?!」:ウクライナのネット放送局がパロディニュース

 ウクライナの港湾都市オデッサのインターネット放送局「第3チャンネル」が、「サハリン島南部が日本の領土になった」というパロディニュースを創作した。3月6日付で同社サイトにアップロードされた。
 既存のニュース映像などをコラージュして作られたこの偽ニュースは、「フェイクブック」というプログラムタイトルが付けられている。内容は、「プーチン大統領がクリミアの占領を宣言する一方で、極東サハリンでは自警団(映像は自衛隊のように見える)がユジノサハリンスクにある州政府庁舎を占拠し、屋根に日本の国旗を掲げた。庁舎の内部では、両国による臨時会議が開かれ、サハリン州議会が、1941年時の国境線の復活及びサハリン島南部の大日本帝国への編入を協議、採択された」というもの。(中略)最後に、プーチン大統領はこの件にコメントしていないが、クリミアにいる“礼儀正しい”武装軍がクリミアから今度はサハリンへ向かうらしいと締めくくられている。
 動画には3月17日時点で約150のコメントが寄せられ、「クラスノダルにはウクライナ人が多数住んでいる。間もなくウクライナの国旗を掲げて住民投票を行うだろう」、「ボルガ地域のドイツ人は“プトラー”の横暴から救ってくれるようドイツに要請している」、「バンザーイ!」といったユーモラスなコメントも見られた。(3/6)

(週刊「ボストーク通信1036号より)




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