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モスクワ市民の平均収入:月収9.6万?以上の高所得者は120万人

 モスクワ市が、2013年のモスクワ市民の収入に関する統計を発表した。3月4日付でロシイスカヤ・ガゼータ紙が伝えた。
  モスクワ市政府経済政策・都市発展局のレシェトニコフ局長によれば、昨年のモスクワ市民の平均収入は5万5600?で、額面では前年比14.3%増、インフレ率を加味した実質収入の伸び率は7%。所得及び職業別の内訳は別表の通り。収入のうち、給与が44.1%、住宅賃料等の不労所得が14.2%、年金等の社会保障が12.6%、起業活動(副業の個人ビジネスを指すと思われる)が5.7%を占めた。レシェトニコフ局長は、給与と社会保障の合計が収入全体の3分の2近くまで伸びていることを指摘し、ヤミ経済の割合が低下していると評価した。不労所得に関しても、アパート違法賃貸問題の取締りにより、健全化が進んでいるという。(後略)(3/4)

(週刊「ボストーク通信1035号より)




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