ノーボスチ通信が12月16日及び19日付で、2014年の重大ニュースをまとめた。概要は以下の通り。
●10大ニュース
・クリミアがロシアに編入。
・クリミア編入に伴い、国内で愛国的気分が高揚し、プーチン大統領の支持率が上昇。
・欧米とロシアの制裁合戦。
・東ウクライナで内戦。
・ロシアはG8から脱落する一方で、中国とガスの長期供給契約を締結し、インドやトルコとの関係を深めるなど、｢東方シフト｣が印象付けられる。
・EUへのガスパイプライン｢サウスストリーム｣建設計画が中断。
・フランスから購入予定のミストラル級強襲陸揚艦の引き渡しが遅れる。
・仏トタルCEOがモスクワの空港で事故死。
・原油価格が下落、年末にはルーブルが暴落。
・ソチ冬季五輪の開催。
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●主な経済ニュース
・欧米への報復制裁として食品輸入を禁止した結果、インフレが加速。
・EUへのガスパイプライン｢サウスストリーム｣建設計画が中断する一方で、｢シベリアの力｣や｢アルタイ｣による対中ガス供給を合意するなど、ガス外交で大きな動き。
・原油価格が下落。
・11月にルーブルが変動相場制に移行、しかし12月には暴落し、主要政策金利が17％に引き上げられる。
(12／26)(後略)
（週刊ボストーク通信1075号より）
