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ルースキー島に大学職員用に1万戸の居住地区を建設

 2012年のAPECサミットに向けて開発が進むルースキー島に、極東連邦大学の職員向けの居住地区を建設することがロシア政府内で決定した。この居住地区には教師、技術関係者、その他大学職員が入居することになり、マンション1万戸の建設が予定される。同大学幹部に近い情報筋からの話として、10月11日付でゾロトイ・ログ紙が伝えた。
居住地区建設の第1段階向けの土地の供与に関しては既に話がまとまっており、現在4〜5階建て集合住宅と戸建住宅の設計作業が進められている。
建設費用は大学の自己負担となり、大学内に住宅建設共同組合が設置される。エンジニアリング関連のインフラ等は大学本体のものが利用されるため、建設費を大幅に削減することが可能。また大学側は現在、優遇金利での多額の抵当貸付について銀行と交渉中とのこと。住居の原価は現時点の試算で市場価格より30〜50%安くなる可能性があるという。(10/11)

(週刊ボストーク通信917号より)

 


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