JSNトップページ > ニュース記事

最新ニュース

北朝鮮の企業がウラジオストクで製パン研修

 北朝鮮の製パン会社の一団がウラジオストクの大手製パン会社である公開型株式会社ウラドフレブで数日間にわたり研修を受けた。12月29日付でウラドフレブ社プレスリリースが伝えた。
 研修を受けたのはピョンヤン製パン工場の工場長ら一行で、5年前に金正日総書記がウラジオストクを訪問した際にウラドフレブ社を視察し、帰国後に自国の製パン業者に訪問を指示したことが発端となった。
 今回の一行に加わった技術担当主任は「我々も自分たちで充分おいしいパンを焼いているが、朝鮮ではパンは伝統的な食べ物ではないので、こちらで焼いているようなものはつくれない。ぜひ技術を学びたい」と述べた。ウラドフレブ社では全ての企業秘密を開示することはなかったものの、ロシアのパンのつくり方の基本は伝えたとのこと。(12/29)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信879号より抜粋)




page top