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猛暑でエアコン需要が昨夏を上回る伸び

 今夏のエアコン需要は異常気象に見舞われた昨年を上回り、年初からの売上台数は250万台に達した。これは昨年1年間の総売上台数に相当する数。市場関係者らによると、今年は販売台数が450万台、売上高は135億ルーブルに上るという。7月28日付でEquipnet.ruが伝えた。
  気候産業企業協会(APIK)のカプリン会長によると、今年7月も中緯度帯で猛暑が予想されたため、販売業者が事前に在庫を確保しており、品不足は避けられる見通しだという。ただし設置作業が需要急増に追いつかず、設置に1〜2週間かかるケースも出ている。
APIKによれば、エアコンの価格は夏前と比べて現在は約40%高くなっている。これはロシアでは1月から、フロンR-22を使用する安価なエアコン等、一部の家電製品を対象にエネルギー効率の表示が義務化されており(本誌863号に関連記事)、販売業者らがロシア向けに表示の手間とコストをかけることを嫌ったためと見られている。(後略)

(週刊ボストーク通信907号より)




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