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APECサミット関連施設建設の進捗度は全体の60%

 2012年ウラジオストクAPECサミット関連施設の建設は順調に進んでおり、予算の60%が消化されている。ダリキン沿海地方知事の報告を12月17日付で沿海地方政府プレスリリースが伝えた。
  APECサミット準備にあてられた予算総額は6620億ルーブル。現時点でこのうち60%が消化されている。また、6620億ルーブルのうち2050億ルーブルは連邦政府や地方政府などの公的資金から拠出される。
 大型案件としてルースキー島連絡橋、金閣湾横断橋、極東連邦大学(APECサミットのメイン会場となる)、海洋水族館などの建設が進められているが、APEC関連施設のなかで最初に完工した第3水道が12月に始動した。これはウラジオストク市へ水を供給するもので、給水量は1日12万?。これにより同市に供給される水の量は約3割増えた。第3水道は今後、ルースキー島やニュータウン「パトロクル」への延伸が予定されている。2011年初めには浄水施設も完工する予定となっている。また、国産及び韓国製の設備を備えたゴミ分別場も2011年初めに始動予定となっており、その他にゴミ埋立場の建設も進められている。(12/17)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信878号より抜粋)




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