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沿海地方はロシア版GPS「GLONASS」搭載自動車の普及を進める

 沿海地方では2010年末までにロシアの衛星航法システムGLONASS(Global Navigation Satellite System)を搭載した自動車を1100台以上に増やす。GPSに代わってGLONASSを普及させることは政府の方針であり、沿海地方は極東の他の地域に先立って自動車へのGLONASS搭載を進める。11月18日付で沿海地方行政府広報部が伝えた。
 現在のところ沿海地方では国家機関や民間企業で使用される349台の自動車にGLONASSが搭載されている。ロシアでは2001年に連邦と特別プログラム「グローバル・ナビゲーション・システム」が採択され、GLONASSの発展・改良と、経済分野におけるGLONASSの普及に向けた施策が実施されている。
 沿海地方で活動する国家機関や行政府の組織、そして沿海地方国家単一企業「プリモルスキー・ボドカナル(沿海地方水道)」や「プリモルテプロエネルゴ(沿海地方熱電供給)」等公共サービスに関わる企業が積極的に保有自動車へのGLONASS搭載を進めている。また保有自動車が多く、輸送手段の管理が必要な民間企業も同様にGLONASS搭載に積極的である。(11/18)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信873号より抜粋)




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