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ウラジオストク海洋商業港の輸入新車取扱台数が増加

 2010年1〜9月のウラジオストク海洋商業港(VMTP)の自動車専用ターミナルの輸入新車取扱台数は3776台だった。これは前年同期の9倍にあたる。10月15日付でVMTPプレスリリースが伝えた。
 VMTPのドムラチェフ営業部長によれば、輸入される新車は全て韓国製と日本製で、そのうちの多くがスズキの自動車だという。今年9月には1365台の輸入新車の取り扱いがあったが、そのうち970台がスズキのものであった。VMTPが取り扱う輸入新車は極東で販売されるだけでなく、ロシアのヨーロッパ部や旧ソ連諸国のディーラーにも向けられているという。
 VMTPの2010年1〜9月の輸入自動車全体の取扱台数は3万3974台で、前年同期の4.5倍だった。また、同社のロプノフ生産部長は「今年1〜9月のVMTPの取扱量全体は前年同期17%増で、特に金属とコークスの輸出、コンテナと自動車の輸入の増加が目立つ」と述べている(10月12日付VMTPプレスリリース)。
 これに関連してウラジオストク税関での自動車輸入の取り扱いも増加している。2010年第3四半期の同税関を通じた自動車輸入台数は1万9385台で、1日あたり平均約211台が輸入された計算となる。(10/15)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信868号より抜粋)




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