JSNトップページ > ニュース記事

最新ニュース

ロシアでPSA-Mitsubishiの自動車が廃車処理・新車買い替え奨励プログラムの対象車種に

 今年4月にカルガで始動したPSA Peugeot-Citroenと三菱の合弁工場で組み立てられる車種が廃車処理・新車買い替え補助プログラムの対象となる見込みであることが明らかになった。10月8日付で産業貿易省が同省公式サイトで省令案を発表した。
  対象車種は9月からカルガ工場で生産が開始されたMitsubish Outlander、Peugeot 4007、Citroen C-Crosserの3車種。プログラムの対象車種となれば、経年数10年以上の車を廃車処理し、これらの自動車に買い替える際に5万ルーブルが補助されることになる。同プログラムでは一定の生産現地化率を達成した車種が対象リストに含まれることになっている。AvtoVAZのLADAシリーズが同プログラムにより大きく売上を伸ばしたのは既報の通り。
  また、別の省令案によると、やはりカルガで生産されているVolkswagen Poloセダンが自動車ローン補助プログラムの対象車種になる見込みだ。同プログラムでは自動車ローンの利率のうち、ロシア中央銀行の政策金利の3分の2が補助される。同プログラムの対象車種リストには価格60万ルーブル以下のロシア国内で生産された自動車が含まれることになっている(10月12日付ベドモスチ紙)。9月から販売が開始された低価格車Volkswagen Poloセダンに注文が殺到しているのは既報の通り(本誌866号に関連記事)。(10/12)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信868号より抜粋)




page top