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メドベージェフ大統領がカムチャツカ半島のガス化事業の進捗を確認

 中国訪問後にメドベージェフ大統領は、9月29日にカムチャツカ地方を訪れ、ガスパイプラインの開通式に出席した。また同日に大統領はクジミツキー・カムチャツカ地方知事と会談した。9月29日付で大統領府公式サイトが伝えた。
  今回開通したのはカムチャツカ半島東岸のカムチャツカ地方の行政中心地ペトロパブロフスク・カムチャツキー市と半島西岸のソボレボ・ガス田を結ぶ幹線ガスパイプラインで、長さは約400km、年間輸送能力は約7億5000?。連邦政府は2007年9月にカムチャツカ地方ガス供給計画にガスプロムを参加させることを決定し、その後西岸のガス田の開発と幹線パイプラインの建設が進められていた(9月29日付ノーボスチ通信)。メドベージェフ大統領はクジミツキー知事との会談の中で、今回の開通はまだカムチャツカ地方のガス化の始まりに過ぎないと指摘した。大統領はカムチャツカ地方の全ての家庭にガスパイプラインの支線を接続するよう改めて指示し、そのためのスキームについて連邦政府、ガスプロムと協議し、1ヶ月以内に計画案を提出するよう命じた。「ガスはカムチャツカの全般的な発展を促す。非効率な燃料である重油に代わり、経済や社会の発展のための条件をつくるものとなる」と大統領は述べた。
 クジミツキー知事は、カムチャツカ地方のガス化のコストは170億ルーブルと見積もられており、居住地区間のパイプライン網はガスプロムが、居住地区内のパイプライン網とガス用設備の設置はカムチャツカ地方が負担することになると伝えた。(9/29)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信866号より抜粋)




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