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境港‐東海‐ウラジオ便で2泊3日のビザなし渡航が可能に

 境港(鳥取)‐東海(韓国)‐ウラジオストク間を運航する定期貨客船Eastern Dream号が9月26日からウラジオストクに2泊3日停泊するダイヤへと変更される(月曜日13:00入港、水曜日15:00出港)。これによりフェリーによるロシアへの観光客の入国には72時間以内の滞在であればビザが不要という規定をさらに有効に活用することが可能となる。9月21日付で本誌記者が鳥取県庁に取材した。
  2009年5月7日付政府決議第397号「旅客輸送許可を持つフェリーに乗って観光目的でロシア連邦に入国する外国人または無国籍市民のロシア連邦領土内での滞在規則について」により、フェリーで入国する外国人は72時間以内であればビザなしでの滞在が可能となっている。その結果、サンクトペテルブルクではヨーロッパからの観光客の数が数倍に増加しているという(9月13日付TURPROM.ru)。これまでEastern Dream号のウラジオストクでの停泊は1泊2日(火曜日12:00入港、水曜日15:00出港)だった。
  ウラジオストクの旅行会社East Navigatorのエブドキモフ代表は「ビザなしで沿海地方に3日間滞在することが可能となり、低予算の旅行客を呼び込めるようになる。あとは観光ツアーや伝統文化、民族料理の体験等を企画する旅行会社の実力次第だ」と述べている(9月13日付ウラジオストクDaily News)。(9/13)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信864号より抜粋)




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