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穀物禁輸措置のウラジオ港への影響は小さい?

 8月15日よりロシア政府が穀物の禁輸措置を導入したことで、ロシア極東の港からも穀物の出荷が停止された。穀物ターミナルの建設が予定されて いるウラジオストク海洋商業港でも穀物の輸出はストップしているが、今のところ港の営業に大きな影響はないという。8月31日付けで本誌現地記者 が伝えた。
 公開型株式会「ウラジオストク海洋商業港」(VMTP)のアレクセイ・ドブィシ広報担当は「8月15日以降輸出向け穀物は出荷されていません。 穀物は港の貨物取扱総量の1.5%に過ぎず、穀物の一時的禁輸が港の経営に与える影響はいまのところ小さなものです」と述べている。また同広報担 当によれば、VMTPは依然として2012年の稼動に向けて穀物ターミナルの建設プロジェクトを進めるという。(8/31)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信862号より抜粋)




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