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廃車処理プログラムの始動は3月8日から

ロシアでは経年数10年以上の自動車を廃車処理し、国産新車に買換えることを奨励する試験プログラムが2010年3月8日からスタートする。1月15日付ロシイスカヤ・ガゼータ紙に同プログラムの詳細を定めた政府決議が掲載された。
同政府決議に従えば、プログラムの利用者が国産新車(ロシア現地生産の外国車も含む)に買換える際に1台当たり5万ルーブルが割り引かれる。それによる自動車会社の損失を埋め合わせるために100億ルーブルの予算が割り当てられることになっている。
この試験プログラムの実施に当たって、現在最も困難な問題は廃車処理場の数が足りないことである。「最も困難なのは、全国に廃車処理場をつくることです。現在、処理場は12〜15ヶ所程度しかありません」とフリステンコ産業貿易大臣は指摘する。上述の政府決議によれば、産業貿易省は2010年9月1日までに廃車対象車両の収集・処理システムづくりに関わる計画案を策定することになる。(1/15)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信831号より抜粋)




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