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ロシアの廃車処理プログラムの利用が好調

 政府が実施している「廃車処理プログラム」の購入対象車リストに13車種の外国ブランド車が追加され79車種となった。同プログラムでは経年数10年以上の自動車を廃車処理に出し、国産新車(ロシア現地生産の外国車も含む)に買い替える場合に5万ルーブルの補助金が支給される。5月4日付でrb.ruが伝えた。
  これまでの66車種のリストはロシア産業貿易省のサイトに公開されている(http://www.minprom.gov.ru/special/utilization/27/print 表中のLADAブランドは全車種が対象)。今回追加されたのは、Volkswagen Passat、Skoda Yeti、Skoda Superb、Peugeot 308、Citroen C4等13車種。このうちPeugeot 308とCitroen C4を製造するのは、4月に始動したばかりの三菱自動車とPeugeot-Citroenの合弁によるカルガ工場である。(5月4日付rb.ru)
  3月8日にスタートした廃車処理プログラムでは20万台の新車買い替えに対し5万ルーブルずつの補助金を予定していたが、5月6日午前9時現在で残りは9万3200台分となっており、このペースでは6月中旬には受付は終了すると見られている。自動車市場調査会社アフトスタットの予測では、2010年のロシアでの新車販売は乗用車が150万台、商用車が10万台で、自動車市場全体の規模は前年比7〜8%増の見込みとされている。(5月7日付Deita.ru) (5/7)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信846号より抜粋)




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