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プーチン首相、ウクライナ大統領に原子力ホールディング会社設立を提案

 4月26日、プーチン首相は訪問先のウクライナのヤヌコービチ大統領との会談の中で、 原子力発電企業統合体や原発設備製造企業統合体、核燃料サイクル企業統合体を含む大規模なホールディング会社を共同で設立することを提案した。同日付でロシア政府公式サイトのプレスリリースが伝えた。
 ロシアとウクライナは以前から原子力産業の分野での協力について話し合いを行なっていたが、今回はプーチン首相が具体的なホールディング会社の設立を持ちかけた。首相はロシアはウクライナの鉱床に関心を持っていることなどを挙げ、手始めに核燃料サイクルの統合を検討することを提案した。また、ウクライナでは発電の50%が原子力発電であることに触れ、ウクライナの原発設備の近代化や第三国への共同進出などへと両国の協力を発展させられることを述べた。ヤヌコービチ大統領は非常に興味深い提案だと応じ、協力が実現すればシナジー効果が期待できると述べた。(4/26)




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