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プーチン首相、医療施設の近代化に3000億ルーブルを拠出

 ロシア連邦政府は、国内の医療施設の設備改善を目的に今後2年間で3000億ルーブルの資金を拠出する。4月20日、ウラジーミル・プーチン首相が国家会議(下院)で政府の活動に関する定例年次報告を行なった際に、ロシア国内の医療施設の設備更新の必要性を訴えた。同日付でロシア連邦政府公式サイトが伝えた。
  「現在、ロシアの医療施設の30%以上が危機的なまでに老朽化しているか、または本格的な改修を必要とする状態にあります」とプーチン首相は問題点を指摘した。同首相は優先的に資金を投じて解決すべき課題を列挙した。第一に、高い死亡率の原因となっている疾病を対象とした医療の充実。第二に保健分野に最新の情報システムを導入すること。第三に医療サービスの水準の底上げ。プーチン首相によれば、政府が推進する医療システム近代化プログラムを採択した連邦構成主体のみが、上述の資金から財政支援を受けることができる。(4/20)

(週刊ダーリニ・ボストーク通信845号より抜粋)




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