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ロシア政府は南オセチアの被災者に5億4000万ルーブルを支援

2008/08/19 フィナンソビエ・イズベスチヤ

 南オセチアをめぐる軍事衝突で、政府は南オセチアの被災者に対する物資支援と損害を被った資産に対する補償に5億4000万ルーブルを準備基金から拠出する。18日に開かれた政府幹部会においてプーチン首相が発表した。

 プーチン首相は「これらの資金は直接被災者にいきわたるようにしなければならない。3万ルーブルは一時物資支援に、5万ルーブルは損害を被った資産の補償に充てる」と明言した。

 南オセチアにおける紛争の結果、3万人以上、6000人の子供が家や財産を失い祖国をおわれた。北オセチア共和国には避難民支援活動のため5億ルーブルが追加拠出されている。「避難している多くの子供たちは、残念ながら、休息だけでなくリハビリを必要としている。我々は子供たちの回復に力をいれる」とプーチン首相。さらに、準備基金から非常事態省、連邦国家備蓄局、保健社会発展省に対して避難にかかった支出に対する補償に総額2億8000万ルーブル拠出することにつき決定するという。

 ドミトリー・コザク地域発展相によると、グルジア・南オセチア紛争処理に係る緊急措置に66億ルーブルを要するという。これらの資金は、工場や社会インフラ設備計93件の再建や建設に充てられる。




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